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フランスのアクサ・ミレジムはカリフォルニア・ソノマ・コーストのプラット・ヴィンヤード( Platt Vineyard)を買収した。
アクサ・ミレジムは2018年、カリフォルニアに進出し、カベルネを造るため、ナパヴァレー・ハウエル・マウンテンのアウトポスト・ワインズを購入した。その後、ピノ・ノワールを造るための畑を探してきた。
コンサルティング・ワインメーカーのトーマス・リヴァース・ブラウンが、家族ワイナリー「リヴァース・ブラウン」のワインをプラットのブドウで造ってきたのが、買収のきっかけとなった。
マネージング・ディレクターのクリスチャン・シーリーは「トーマスが数年前から、プラットから購入するブドウを使い、リヴァース・マリーで素晴らしいピノ・ノワールとシャルドネを造っている。これらのワインを試飲し、何度かプラットを訪れた後、ここが私たちが探していた場所だと確信した」とコメントしている。
約15haのプラット・ヴィンヤードは、フリーストーンの町に近い。太平洋から約12キロに位置しゴールドリッジ土壌が広がる。ジョーン&リュー・プラットが2003年に植えつけた。レイミーやリトライにもブドウを供給してきた。2015年から畑投資ファンドのロシアン・リヴァー・パートナーズの傘下にある。
シーリーは当面、アウトポストでワインを造り、将来はプラットにワイナリーを建設する計画。フリーストーンがソノマ・コーストのピノ・ノワール産地として可能性があると見ている。アウトポストがボルドーのシャトー・ピション・バロンとすれば、プラットはブルゴーニュのドメーヌ・ド・ラルロをイメージしている。
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