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シャンパーニュのメゾン・ランソンが単一畑で造るクロ・ランソン2009を、ラ・プラス・ド・ボルドーで販売する。同じランソンBCCに属するフィリポナのクロ・デ・ゴワスに続いて、ボルドーのネゴシアン経由で販売される2番目のシャンパーニュとなる。
クロ・ランソンはランス市内のランソン本社敷地内の1haの畑から、樽醸造で造られるブラン・ド・ブラン。石垣に囲まれているため、温度が周辺より2度高い。デビュー年の2006から2015まで毎年のように、瓶詰めされている。ノンマロ。2007の生産量は7390本。
ジョアンヌ、ジネステ、CVBG、ユリス・ガザボーンなどネゴシアン5社経由で世界に販売される。
フランソワ・ヴァン・アール社長によると、”シャンパーニュのオー・ブリオン”と呼ばれるクロ・ランソンをラ・プラスの流通網に乗せるのは、既に80か国以上で展開しているメゾンの認知度を高めて、世界でより多くのコレクターらに届ける狙い。
フィリポナのクロ・デ・ゴワスは昨年9月、2012と1996をラ・プラスでリリースした。
シャンパーニュは英米の需要の高まりで世界的に品不足。とりわけプレスティージュキュヴェは日本でも流通量が減っている。正規インポーターではなく、ネゴシアンによる自由市場での販売になると、値上がりと品不足が加速する可能性がある。
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