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シャンパーニュの収穫、2日にスタート

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 シャンパーニュの収穫が2日、オーブ県のモンギューで始まった。オーブ県では5日から本格的に始まり、大半の地域の収穫は7日から14日に集中する見通し。2022年は8月20日にモンギューのシャルドネの収穫が解禁された。今年はやや遅い。


 シャンパーニュ委員会が2日、319のコミューンでのブドウ品種ごとに収穫できる日付けを発表した。オーブ県で優れたグローワーが集中するセル・シュル・ウルス(Celles-sur-Ource)、ビュキシエール・シュル・アルス(Buxieres-sur-Arce)、ポリゾ(Polisot)は、3品種の収穫が5日に解禁される。


 現地報道によると、8月が雨と熱波に見舞われて、不安定だったため、灰色かびの発生が見られた。2023年で注目すべきは、ブドウ1房の重さが220グラムで、過去最高の2005年の175グラムを超して最も重い。暖かくて乾燥した5月と6月の後、8月になって大量の雨が降ったせいだと見られる。豊作が予想されている。


 シャンパーニュの収穫は数週間前から、ヴォランティアの生産者集団が600区画のブドウのサンプルを採取して、重さを測り、圧搾して潜在アルコール度、酸度を測定する。この仕組みはMatu ネットワークと呼ばれる。潜在アルコール度が9.5%に達すれば理想的。フェノールが熟すまで待つ造り手もいるが、ブドウが熟しすぎると酸味とフレッシュさが失われるリスクがある。


 

ルイ・ロデレールの畑のシャルドネ 収穫開始は5日のヴェルテュから 
CIVCが発表した収穫解禁日 01
CIVCが発表した収穫解禁日 02
CIVCが発表した収穫解禁日 02

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