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英国のドリンクス・インターナショナル誌が選ぶ2023年の「世界で最も称賛されるワインブランド」が発表され、イタリア・トスカーナに本拠を置くアンティノリがトップに選ばれた。
「世界で最も称賛されるワインブランド」は今年で13年目。バイヤー、インポーター、ジャーナリスト、マスター・オブ・ワインら世界のワイン専門家が、品質の一貫性や向上、産地や国の個性を反映しているか、マーケティング、パッケージング、消費者への幅広いアピールなどに基づいて投票する。トップ50が発表された。
アンティノリは14世紀にさかのぼる歴史を有する家族経営ワイナリー。1970年代にはスーパータスカンのティニャネロ、ソライアを生み出し、トスカーナ、ウンブリア、ピエモンテなどイタリア各地に10以上のワイナリーを所有する。ヨーロッパで最も称賛されるブランドにも選ばれた。
2位はメンドーサで世界最良クラスのマルベックを造るアルゼンチンのカテナ・サパータ。2020年のトップに選ばれた家族経営ワイナリー。
3位はオーストラリアのペンフォールズ。4位は2021、2022年と連続でトップだったスペインのトーレス。5位はDRC。
2023年は新規参入がなかったものの、最も順位が上がったのはシャトー・ディケム。38位から12位に上がった。
ヨーロッパが主体で23ブランドが入ったが、カリフォルニアのリッジが10位に入り、南アフリカのKWVが再エントリーし、アフリカと中東で最も賞賛されるワインブランドに選ばれるなど、多彩だった。
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