2021年に自らのスタイルを貫いた赤ワインの造り手は多くない。霜とべと病による収量の低下、不足気味の熟度などを受けて、穏やかな抽出に努めて、全房発酵は控えめ。多くの造り手がクラシックでエレガントなスタイルに仕上げた。それが悪い訳ではない。ヴィンテージの表現であり、早くから楽しめるのは利点だ。
オリヴィエ・バーンスタインは少ない例外の1人だろ..
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