ワイン・オブ・ザ・イヤーにシャトー・レ・カルム・オー・ブリオン2020…ヴィノスのアントニオ・ガッローニ

　ヴィノス代表のアントニオ・ガッローニが、2022年を総括する記事を投稿した。ワイン・オブ・ザ・イヤーにボルドーのシャトー・レ・カルム・オー・ブリオン2020、ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーにシャンパーニュ・メゾン・ルイ・ロデレールのジャン・バティスト・レカイヨン、ワイナリー・オブ・ザ・イヤーはイタリア・バローロのヴィエッティを選んだ。

　ペサック・レオニャンに位置するレ・カルム・オー・ブリオンは、大胆な醸造手法で注目の的。カベルネ・フランの比率が高く、全房発酵を大胆に導入し、部分的にアンフォラで熟成している。

　セラー・マスターのレカイヨンはビオディナミへの転換を先導し、マルチヴィンテージのコレクション、ブリュット・ナチュール、コトー・シャンプノワなど意欲的なキュヴェを生産し、世界各地のワイナリーを監修している。

　カスティリオーネ・ファレットのヴィエッティは、デイリーワインのバルベーラとランゲ・ネッビオーロ・ペルバッコを紹介し、レンジ全般に高品質を維持している。

　ベスト・ヴァリューとして、ブリュワー・クリフトンのピノ・ノワール2020、ジスクール2019、ピエール・モンキュイのブラン・ド・ブラン・ドゥロス・エクストラ・ブリュットなどを挙げている。