シャトー・ペイラボン、カステジャ家が買収

　ボルドーのオー・メドックでクリュ・ブルジョワ・シュペリウールのシャトー・ペイラボンが、フレデリック・カステジャが総支配人を務めるボリー・カステジャ・アニメーション・パティシオン（Borie Casteja Animation Participations=BCAP)に買収された。

　シャトー・ペイラボンはベルナール・グループの子会社ミレジマが1998年から所有していた。同じグループのシャトー・ラ・フルール・ペイラボンも買収された。ミレジマは今回の売却により、オンライン販売により力を入れる。

　BCAPグループはペイラボンに近いシャトー・ランシュ・ムーサ、シャトー・バタイユ、サンテステフのシャトー・ボー・シットなどをメドックに所有し、サンテミリオンのシャトー・トロット・ヴィエイユ、ポムロールのドメーヌ・ド・レグリーズ、ラ・クロワ・デュ・カスも含めて300ha以上を管理している。