ナパヴァレー2013、例外的な収穫に期待

　カリフォルニア・ナパヴァレーの収穫が大詰めを迎えている。例外的に期待できるヴィンテージとの期待が高まっている。

　生産者団体のナパヴァレー・ヴィントナーズによると、温暖で乾燥した春が早めの発芽をもたらし、晴天の下で理想的な開花を迎えた。6月下旬から7月上旬にかけての気温上昇を例外として、気温は安定して、ブドウの樹の活動を助けた。

　近年では最も早い8月1日に白ブドウの収穫が始まり、9月初旬に軽い赤ワイン用ブドウが始まった。10月の冷涼な晴天によって、最後のブドウは長く樹にとどまり、フェノール類と香りの熟成、糖度の上昇が進んだ。

　過去10年間より約2週間は早い収穫となった。ロッカ・ファミリー・ヴィンヤードのワインメーカーは「完全な成熟と理想的なハングタイムで、我々の欲しいものを収穫できるという素晴らしい贈り物をくれた」と話している。ナパヴァレーのワインメーカーは、例外的な見通しと潜在能力があることで意見が一致している。

　写真はナパヴァレー・ヴィントナーズのHPから。