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フレスコバルディ家がイタリア・トスカーナ沿岸のボルゲリに所有するワイナリーのオルネッライアとマッセートの生産管理ディレクターに、マルコ・バルシメッリ(Marco Balsimell)が就任する。
バルシメッリは1983年生まれ。フィレンツェ大学で醸造学と栽培学を修め、グリュオー・ラローズなどボルドーの様々なシャトーで経験を積んだ。2010年からオー・ブリオンを除く4軒の1級シャトーを含む格付けシャトーのほか、各国ワイナリーを顧客に持つエリック・ボワスノと共に醸造コンサルタントを務めてきた。
オルネッライアとマッセートのCEOを務めるジョヴァンニ・ゲッデス・ダ・フィリカーヤは、「栽培と醸造の知識と経験を豊富に備える優れた技術者を迎えることをうれしく思う」とコメント。
マルケージ・デ・フレスコバルディのランベルト・フレスコバルディ社長は、「オルネッライアとマッセートはイタリアの誇りとして世界で燦然と輝くワインであり、国際的な視点で造った私たちのワインが、次世代のワインを切り拓いていくと信じている」と語った。
バルジメッリは「ジョヴァンニ・ゲッデスとランベルト・フレスコバルディの信頼と高い評価を受けたことに心から感謝している。オルネッライアとマッセートのような類まれな品質を誇るワイナリーの一員となれることは身に余る光栄であり、大きなやりがいを感じている」と語った。
ダ・フィリカーヤは先日、引退を表明したばかり。今年3月には、支配人のアクセル・ハインツがボルドーに戻り、10月には醸造責任者オルガ・フザーリが退任する。転換点に立っている。
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