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アクセル・ハインツ、オルネッライアを去りフランスに帰国

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 スーパータスカンの代表格オルネッライアの支配人を17年間にわたり務めたワインメーカーのアクセル・ハインツが、職を退いて、ボルドーで新たな挑戦をすることが明らかになった。


 ドイツ生まれのハインツはボルドー大学でフランス国家醸造士の資格を取得。2005年にボルゲリにやってきて、オルネッライアのエステート・ディレクター兼ワインメーカーに就任した。畑での選別とセラーでのブレンドに長け、オルネッライアとマッセートをサッシカイアと並ぶ最も人気の高いイタリアワインに育てた。


 オルネッライアとマッセートは土壌も品種も異なる別のワインであるとして分割し、独立したチームと醸造施設で造り、さらに品質を上げた。さらに、ポートフォリオに白ワインのオルネッライア・ビアンコとセカンドワインのマセッティーノを加えた。

 
 また、マヤ・ダラ・ヴァレがオルネッライアで研修した縁で、ダラ・ヴァレとオルネッライアのジョイント・ヴェンチャープロジェクト「DVO」を誕生させた。


 ハインツは「地中海のエレガンスとフィネスを最大限に発揮するテロワールの果実を瓶詰めする機会を与えてもらった。フランスに戻ることになったが、オルネッライアとマッセートは心の中に永遠に残るだろう。イタリアは私が生まれたドイツ、人生の大半を過ごしたフランスに次ぐ、第三の故郷となった」と語った。


 CEOのジョヴァンニ・ゲッデス・ダ・フィリカーヤは「オルネッライアとマッセートは大きく発展し、輝かしい成功を収めることができた。アクセルのプロフェ意識、技術力、コミュニケーション力、人間性のおかげだ」と、感謝を表した。

 4月2-5日のヴィニタリーが、ハインツの最後の公式な仕事になるだろう。

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