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スペインのリオハに本拠を置くクネが、リアス・バイシャスに進出する。
クネはリオハ、リベラ・デル・ドゥエロ、バルデオラス、カバに展開しているが、ボデガス・ラ・バル(Bodegas LA VAL)をグループの8番目のワイナリーとして組み込む。
ボデガス・ラ・バルは1985年にオ・ロサルに設立された。歴史的なワイナリーで、アルバリーニョ生産のパイオニアの1つ。1988年にリアス・バイシャスの原産地呼称を制定した原動力となった。現在はティー県サルバテラ・デ・ミーニョにある。
CEOのヴィクトール・ウルティアは「国内の最も重要なワイン産地に進出するというクネ社の目標の一部。スペインの優れたワイン産地で存在感を示し、強くなることを目標としている。新たな一歩を踏み出せてうれしい。スペインで最も強力な原産地呼称の最高品質のワインの生産を通じて、その存在と地位を強化する」と語った。
ボデガス・ラ・バルのフェルナンド・バンデイラとアントニオ・ルイロバは、「スペイン国内だけでなく、国境を越えて認知されているワイングループの一員となるのは名誉なこと。クネのような偉大な企業の支援を受けながら、これまでと同じように情熱を持って最高品質のワインを生産し続ける」とコメントした。
クネはリオハのクネ、インペリアル、ヴィーニャ・レアル、コンティーノ、バルデオラスのビルヘン・デル・ガリア、リベラ・デル・ドゥエロのベラ、カバのロジャー・グラートの7ワイナリーを所有している。
リアス・バイシャスで産する海のワイン、アルバリーニョの人気は寿司ワインとして世界的に高く、リベラ・デル・ドゥエロのベガ・シシリアもワインを生産している。寿司の本場、日本でももっと注目すべき産地だ。
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