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大橋健一MWと日本を代表するソムリエ/テイスターの大越基裕さんが主宰するオンライン・コミィニティー「The Wine Station」のイベント「Close Planted」が、ニュージーランドのサム・ハロップMWをゲストに迎えて、モダンベトナム料理「アンディ」(東京・外苑前)で行われた。
生産者を招いた久しぶりのClose Planted。インポーター、ワインバー、ヘビー・ユーザーらが集まって、2人のMWが披露する栽培・醸造の最新情報をシェアし、サムの透明感あふれるワインと大越さんの特別な料理とのペアリングを楽しんだ。
人気ロック音楽家のシークレット・ギグに似た親密な空気の中で、メンバーが学びと楽しみを同時に体験し、交流を深めた。ポストコロナ時代を先取りしたスペシャルな一夜だった。
ワイン・ステーションは、ソムリエ、ワイン業界関係者、愛好家が、オンラインでワインの本質を学んで、共有して楽しむコミュニティ。ZoomやYouTube、ワイン購入などのコンテンツを盛り込み、オフラインイベントも開催している。
今回の「Close Planted with Sam Haropp」は、大橋MWのメンターのサムが、栽培や醸造の詳細な情報を公開し、その意味合いを大橋MWが解説した。サムがリオハで古木から造る未輸入ワイン「Bideona」も特別に披露され、地上にほとんど残っていないセダリオンのシラー・ブロック31の2014も抜栓された。
7皿の料理はベトナム料理のフォーマットをベースにしながら、秋の食材やフレンチのタッチも取り込んだ複雑にして悦楽に満ちた味わい。サムとの交流も深い大越さんが考え抜いたペアリングによって、ワインとの相乗効果も高みに届いた。
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