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シャンパーニュ委員会は20日、2022年の収穫解禁日を発表した。
オーブ県ではモンギューのシャルドネが20日に解禁。バルノ・シュール・レーニュ(BALNOT-SUR-LAIGNES)、ビュクセイユ(BUXEUIL)、セル・シュール・ウルス(CELLES-SUR-OURCE)、ヌーヴィル・シュール・セーヌ(NEUVILLE-SUR-SEINE)などで、シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエの3品種が22日から収穫解禁になる。
2022年は晴天が続き、夏の猛暑や干ばつの問題が指摘されているが、ここ数日間の小雨でブドウ樹がリフレッシュしたという。病害の圧力がなく、1947、1959、1976と並ぶ偉大なヴィンテージが期待されている。
8月に収穫が始まるのは21世紀に入って、2003、2007、2011、2015、2017、2018、2020、2022の8回となった。
ルイ・ロデレールのジャン・バティスト・レカイヨン(シェフ・ド・カーヴ)がフランス気象局のデータを引用したTwitterによると、2022年の干ばつは1976、1959年と似ている。8月上旬の土壌の湿度を比較すると、2022年の土壌は1976(9月3日収穫)ほど苦しんでいないことが示されているという。
シャンパーニュ委員会は、好調な市況と好天を考慮して、2022年の収量上限を2008年以降で最も多い1万2000kg/haに設定した。将来的に困難な収穫があった場合でも、生産者が設定された収量を達成できるよう支援する「リザーブの繰延べ放出」と呼ばれる新しい取り組みが発表された。
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