オリヴィエ・バーンスタイン、ロマネ・サン・ヴィヴァン2017のジェロボアムをNFTでオークションに

　ミクロネゴスのオリヴィエ・バーンスタインが、一度限りでごく少量仕込んだロマネ・サン・ヴィヴァン2017のジェロボアム（3L）を、8月1日からNFT（Non-fungible token）付きでオークション販売する。

　バーンスタインは2017年、ロマネ・サン・ヴィヴァンの小さな区画にアクセスでき、唯一のヴィンテージとなるかもしれないワインをジェロボアムに詰めた。

　ボトルはカルト・ワインズの高級ワイン取引プラットフォーム「CultX」でオークションにかけられる。5万ポンドから。プロヴェナンス（来歴）、真正性、所有権は、バーンスタインの発行するNFTをボトルに添付して保証される。

　最高額入札者は、5人のゲストとともに、バーンスタインのボーヌのメゾンでワインとペアリングしたディナーに招待される。

　カルト・ワインズは2007年に英国で創業し、ロンドン、ニューヨーク、トロント、シンガポール、香港、上海にオフィスを構え、高級ワイン投資プラットフォームを世界に提供している。

　カルト・ワインズのCEO兼共同設立者トム・ギアリングは、今回の独占オークションとバーンスタインとのパートナーシップについて「ワインの販売、投資、収集の方法を再構築するために世界的なエリート生産者と協力して新境地を開拓し、世界の有名生産者と多くの独占リリースを始める最初のもの」と語っている。

　バーンスタインは「失敗が許されない環境で、プレッシャーは大きかった。ロマネ・サン・ヴィヴァンの名にふさわさしいワインを造るには、とてつもなく品質の高いワインを造らなければならないから」と、インタビュー動画で語っている。

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