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カリフォルニア・ソノマ郡ヒールズバーグに本拠を置くレイミー・ワイン・セラーズのオーナーでワインメーカーのデイビッド・レイミーが、ソノマ・カウンティ・ヴィントナーズの初めてのライフタイム・アチーブメント・アワード(生涯功労賞)を授与される。
レイミーはUCデイヴィスを卒業後、ボルドーのペトリュスで修行し、マタンザス・クリーク、チョーク・ヒル、ドミナス・エステート、ラッド・エステートでワインメーカーを務めた。レイミー・ワイン・セラーズを、妻のカーラととともに1996年に設立し、ハドソン、ハイド、リッチーなどの銘醸畑からワインを生産している。
今をときめくシャサーニュ・モンラッシェのスター、ピエール・イヴ・コランを1994年後半に研修生として受け入れた。。「補酒、穏やかな圧搾、プレッシャーをかけないオリ引きなど、果実を尊重した慎重なやり方を学んだ」とコランは語っている。
1972年にソノマ・カウンティで初めてシャルドネを造った。白ブドウの全房圧搾、白ワインの樽熟成、シャルドネのマロラクティック発酵、天然酵母の発酵、ろ過なしの瓶詰めなどを先駆的に行った業績が評価された。
ソノマ・カウンティ・ヴィントナーズのマイケル・ヘイニー事務局長は、「ワイン・コミュニティに大きな影響を与え、画期的な仕事で新しい技術を開拓し、ソノマ郡を高め、ワインを世界の舞台に上げた」とコメントした。
5月6日にMacMurray Estate Vineyardsで開かれる、ソノマ・カウンティのバレル・オークションで授賞式が行われる。
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