シャンパーニュ・テルモン、カンヌ映画祭の公式サプライヤーに

　レミー・コアントロー傘下のシャンパーニュ・テルモンとレミー・マルタンが、17日まで2週間にわたり開幕中のカンヌ国際映画祭2021の公式サプライヤーに選定されている。

　1912年創業のテルモンはダムリーに本拠を置き、ギフトボックスを廃止し、太陽光発電を導入するなど、サステイナブルな試みに力を入れている。2017年に自社畑24.5haの72%にオーガニック認証を受けて、2025年まで100%認証を目指している。レミー・コアントローが2020年10月に株式の過半数を買収した。

　今年7月から、「レゼルヴ・ブリュット」をはじめとする4種のキュヴェが日本で発売されている。映画祭の公式サプライヤーは、1993年から30年近く、務めてきたパイパー・エドシックに取って代わった。