- FREE
アルザスワイン委員会(CIVA=the Conseil Interprofessionnel des Vins d’Alsace)がデジタル・プラットフォームで、生産者と世界のプロフェッショナルを結んで主催する「ミレジム・アルザス・ディジテイスティング」(Millesimes Alsace DigiTasting(R))の概要が発表された。
デジタルとリアルを融合する今回のイベントは、世界の50を超す市場の3500人とアルザスの100軒の生産者を結んで行われる。アルザスにとってアジアで最も重要な市場の日本からは、プレス、トレード、コンサルタントら約100人が参加する予定。6月7日から3日間にわたり開かれる。
イベントの核となるウェビナーは、計2人のソムリエ、ジャーナリスト、CIVAメンバーの醸造家がそれぞれ、重要なテーマで生産者と話し合う形で、世界に向けて発信する。
中でも注目されるのが、2019年の世界最優秀ソムリエのマルク・アルメルト(Marc ALMERT)とカリフォルニアのソムリエ、Matthew KANER (@matthewjkaner | Twitter)が「新たな消費者動向:アルザスワインでチャンスをつかむ」をテーマに生産者と行うウェビナーだ。
カナダ・ケベックのワイン・ジャーナリスト、Remy Charest (@RemyCharest | Twitter)は「人と自然の保護:トレンド以上にアルザスにとって大事なこと」をテーマに2人の生産者と話し合う。
また、CIVAの醸造責任者でワイン教育主任のThierry FRITSCHは「アルザス:世界の様々な土壌タイプの屋外展示場」というテーマの下で、2人の生産者と土壌にフォーカスする。
ウェビナーはデジ・テイスティング(DigiTasting R)のプラットフォーム上で行われる。ウェビナーの会期中3日間、登録者は誰でも無料で参加できる。また日本人参加者向けに、日本語音声も用意されている。会期終了後は、一般ユーザーも無料でアクセスできる。
また、参加者と生産者らが1対1で行うミーティングは、オンライ会議システム「 Whereby」(ウェアバイ)を利用して行われる。すでに5月末時点で1400件の予約が来ている。
予約の窓口は会期中もオープンしている。空き時間のあるワインメーカーにいつでも連絡できる。参加者はサンプル・ボックスの注文の有無にかかわらず、すべてのワイナリーに質問できる。
申し込みはデジ・テイスティング(DigiTasting R)のプラットフォームで行う。参加者は生産者のワインのポートフォリオや輸出市場などを基に、ミーティングの相手を選んで申し込める。生産者の規模によっては、複数のマネジャーとアポイントを取り付けられる。
申込みはこちら
購読申込のご案内はこちら
会員登録(有料)されると会員様だけの記事が購読ができます。
世界の旬なワイン情報が集まっているので情報収集の時間も短縮できます!