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キアンティ・クラッシコ協会の会長を務め、イタリア・トスカーナの名門カステッロ・ディ・フォンテルートリをけん引したラポ・マッツェイが20日、カステッリーナ・イン・キアンティのフォンテルートリで亡くなった。94歳だった。
マッツェイは、家族経営のフォンテルートリ、マレンマのテヌータ・ベルグァルド、シシリーのジゾラのチェアマンを務めて、品質を向上させた。また、キアンティ・クラッシコ協会の会長を、1974年から20年間にわたって務め、キアンティ・クラッシコを現代化し、世界に広めた。
ラポは1925年生まれ。第二次大戦ではイタリア解放のために戦った。金融界でも活躍し、フィレンツェ社交界の重要人物でもあった。3つのワイナリーは、24代目となる息子のフランチェスコとフィリッポの兄弟が継承している。
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