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日本でもようやく法改正で認められたアルゴンを使ってワインの酸化を防ぐ「アルゴン・ワインセーヴ・プロ」を、ヴィレッジ・セラーズが輸入・販売を始める。
空気中に1%含まれるアルゴンは窒素より重く、ワインや食品の酸化を防ぐために、外国ではコラヴァンなど広く使われてきたが、日本では食品への使用が禁じられてきた。6月の法改正で使用が認められ、オーストラリアのワインセーヴ社の「アルゴン・ワインセーヴ・プロ」が発売される。
通常のワインボトルに対して150回以上使用が可能。簡単で安全にワインの酸化を防げる。プロだけでなく、家庭でも気軽に使える。オーストラリアのほか、米国、カナダ、ブラジル、イギリス、EU、ニュージーランド、シンガポールで販売されている。
英国のジャーナリスト、ジャンシス・ロビンソンは「シンプルかつ新しいプロダクト。開栓したワインをフレッシュに保つことにおいて、これまでにない高い効果を感じる。ブルゴーニュの古く繊細な赤ワインにワインセーヴを使ったところ、開栓後1週間以上経ってもよい状態で飲めた」とコメント。また、ギガル社のチーフ・ワインメーカー、フィリップ・ギガルは「開栓したボトルに完璧な効果がある」とコメントした。
希望小売価格は3500円(税別)。問い合わせは0766-72-8680。
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