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シャンソン、クロ・デ・ムーシュ2013は生産せず

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 ブルゴーニュのネゴシアン「シャンソン」社が所有するボーヌの有名なプルミエクリュ、クロ・デ・ムーシュの2013年は、ヒョウ害で生産できないことがわかった。

 25・18ヘクタールのクロ・デ・ムーシュは、白も赤も産するボーヌで最も重要なプルミエクリュの一つ。ドメーヌ・ドルーアンのシンボル的なワインで、赤と白を各6・8ヘクタール所有する。シャンソン、フランソワ・ゴヌーなども所有する。白ワインを産するシャンソンの区画は4・5ヘクタールでドルーアンに次ぐ。

 昨年7月のヒョウで、サヴィニ・レ・ボーヌ、ポマール、ヴォルネイのほか、クロ・デ・ムーシュも大きな被害を受けた。ドリンクス・ビジネスが伝えるワインメーカーのジャン・ピエール・コンフュロンによると、ほとんどの生産者が生産できない模様という。

 一方、シャンソンでは、熟成前酸化を防ぐため、2013年の白ワインから高圧成型したディアムを使用するという。ブルゴーニュ生産者では、コルク臭の問題がなく品質が安定しているディアムが広がっている。ウィリアム・フェーヴルやドメーヌ・ド・モンティーユが使用している。

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