フォリウムのSBとPN、4銘柄が90点超…ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイト

　岡田岳樹さんがニュージーランド・マールボロで造るフォリウムのソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールを、ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイトのジョー・チェルウィンスキーが垂直試飲し、2014から2016ヴィンテージの計6銘柄に88-92点の高得点を与えた。6銘柄のうち4銘柄が90点を超えた。
　岡田さんはUCデイヴィスを卒業後、2003年にマールボロのクロ・アンリに入社。2010年に中島董商店の出資で設立したフォリウムの代表兼ワインメーカーとなった。マールボロのソーヴィニヨン・ブランに出るピラジンの香りが出ないよう、キャノピーを小さく保ち、グリーン・ハーヴェストで未熟果を落とし、手摘みしている。ヴィンテージを明確にするためドライ・ファーミングしている。
　
評価が発表されたのは以下のワイン

Folium Reserve Sauvignon Blanc　2016　92点
Folium Sauvignon Blanc　2016　89点
Folium Pinot Noir Reserve　2015　92点
Folium Reserve Sauvignon Blanc　2015　91点
Folium Sauvignon Blanc　2015　88点
Folium Pinot Noir Reserve　2014　91点

　チェルウィンスキーは、エンスージアスト誌のオーストラリア、ニュージーランド担当から、ワイン・アドヴォケイトに移籍した。リサ・ペロッティ・ブラウン編集長の後任として、オーストラリア、ニュージーランド、プロヴァンス、ローヌ、ラングドック・ルーションを担当している。ニュージーランドは2000年から取材している専門家。