驚いた。フランスにいるはずなのに。試飲用ワインを並べたライブラリーワインを保管する小部屋で、待っていたのはフィリップ・バスコールだった。イングルヌックのディレクター・オブ・ワインメーキングを今も続けているが、2017年3月から古巣のシャトー・マルゴーに戻り、総支配人を務めているから、会えるとは予想もしていなかった。
「なぜここに?」
「1年間で6回はナ..
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