「久兵衛」2位、「ジョエル・ロブション」と「京味」が11位…フランス政府が選ぶ世界レストラン格付け

　フランスの専門家が世界の料理ガイドや評価記事などのデータを解析して世界の傑出したレストラン1000を選ぶ「ラ・リスト」2018年版が発表され、パリの「ギィ・サヴォワ」が99.75点を獲得し、2年連続で世界一のレストランに選ばれた。寿司の「久兵衛」が99.50点で、ニューヨークのフレンチ「ル・バーナディン」と並んで2位に入った。
　フランスが世界で最も信頼できるレストラン格付けとして、2015年から始めた。ミシュラン、ゴー・ミヨ、ザガートなど165か国の550ガイドブックや信頼性の高いレビュー35万件を解析するアルゴリズムを開発し、100点方式で評価した。
　日本からは、東京・恵比寿のフレンチ「ジョエル・ロブション」と和食「京味」がいずれも98.75点で11位に入った。日本からは138店がランク入りした。

トップ10と得点は以下の通り。

1）　「ギィ・サヴォワ」　パリ　99.75点
2）　「ル・バーナーディン」　ニューヨーク　99.50点
2）　「久兵衛」　東京・銀座　99.50点
4）　「アラン・デュカス・オー・プラザ・アテネ」　パリ　99.25点
4）　「レストラン・ド・ホテル・ド・ヴィル」　スイス　99.25点
4）　「イレブン・マディソン・パーク」　ニューヨーク　99.25点
7）　「ラ・ヴァーグ・ドール」　サン・トロペ　99.00点
7）　「エル・セジュール・デ・カン・ロカ」　スペイン・ジローナ　99.00点
7）　「マルティン・ベラサテギ」　スペイン・ラ・サルテ・オリア　99.00点
7）　「ザ・フレンチ・ランドリー」　ニューヨーク　99.00点

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