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日本はシャンパーニュの3番目の輸出市場だが、全体に売り上げが落ち込む中でプレスティージュ・キュヴェを伸ばしている数少ない国だ。
シャンパーニュ委員会(CIVC)によると、2025年のシャンパーニュ出荷量は2億6600万本で前年の2億7180万本から2.1%減少した。売上高は56億ユーロで58億ユーロから3.5%減となった。
輸出市場の販売量は1億5200万本でマイナス0.9%とほぼ維持されたが、売上高は3.8%減(1億ユーロ)の36億ユーロだった。
売上高の減少はプレスティージュ・キュヴェの輸出が前年比で17%(145万本)減少したのが原因と見られている。シャンパーニュの輸出上位5か国の中で、日本だけがプレスティージュ・キュヴェを7%伸ばし、11万本に達した。ナイトマーケットの強さと見られる。
日本市場は数量と金額の両面で回復傾向にある。日本への輸出量は1328万本で前年比6.8%増、売上高は前年比10.4%増の4億2560万ユーロに達した。平均輸出価格が1本あたり32ユーロで、この価格帯はプレスティージュ・キュヴェによって部分的に支えられている。
ただ、日本のノンヴィンテージは英国に比べて2倍の価格で販売されている。最大の輸出市場の米国も英国もシャンパーニュの平均輸出価格の高さがネックになっている。高額なキュヴェに支えられた日本のシャンパーニュ人気がこのまま続くかどうかは不透明だ。
2025年のシャンパーニュ輸出市場向け出荷本数
1 米国 2646万2000本
2 英国 2272万8000本
3 日本 1328万3000本
4 ドイツ 961万6000本
5 ベルギー 782万3000本
6 イタリア 778万5000本
7 オーストラリア 755万5000本
8 スイス 506万9000本
9 スペイン 400万4000本
10 カナダ 289万3000本
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