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プロセッコは順調に伸びていて、2025年は全世界に向けて前年比1.1%増の6億6700万本が輸出された。シャンパーニュの生産国フランスへの輸出は21.1%増加し、ドイツを追い越して、米国と英国に次ぐ3番目の輸出市場となった。
2025年プロセッコの総売り上げは36億ユーロで、生産量の82%以上が164か国に輸出された。米国はプロセッコの最大市場で、輸出量の23.8%を占める。トランプ大統領の関税圧力にもかかわらず輸出量は8%増加した。英国はプロセッコで造るスプリッツ・カクテルの人気に後押しされ、前年比1.1%増加し、第2位の市場を維持した。
シャンパーニュは2025年に国内向け出荷量が減少しているのに対し、カジュアルなプロセッコの輸入量は増加している。プロセッコは価格競争力があり、イタリアらしく、リラックスした状況で飲まれる。対するシャンパーニュはよりシリアスな状況で、祝祭や料理に合わせて飲まれる。インフレや若者のワイン離れもあって苦戦している。
シャンパーニュがスパークリングワインの王座を占めていたフランスで、プロセッコの輸入量が増加しているのは、経済状況もさることながら、ライフスタイルの変化によってスパークリングワインの飲み方が変化していることを示唆している。
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