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ノーベル賞の晩餐会、シャンパーニュはエリック・ロデズのブラン・ド・ノワール

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 ノーベル賞の晩餐会が10日、ストックホルムで開かれ、シャンパーニュはエリック・ロデズのブラン・ド・ノワールが供された。


 エリック・ロデズのブラン・ド・ノワールはグランクリュ・アンボネイのピノ・ノワール100%。クリュッグでセラーマスターを勤めた経験のあるロデズがビオディナミで栽培し、オーク樽で発酵させている。ブラン・ド・ノワールらしい骨格と凝縮感を持つエレガントなシャンパーニュ。


 白ワインは「2022 Immelen, Kullabergs Vingard, Skane」。クラベリス・ヴィンゴードがスウェーデン・スコーネ県でソラリス、オーセロワ、ピノ・グリ、リースリングのブレンドで造る自然派ワインのイメルン。


 デザートワインは「2022 Kracher Red Roses Beerenauslese, Burgenland」。オーストリアを代表するクラッハーがブルゲンラントでローゼンムスカテラー種の貴腐ブドウで仕込んだ甘口ワイン。


 料理はポルチーニ茸のスープに始まり、主菜はホタテとコンブを詰めたヒラメ、デザートはスウェーデン産ブラックソーンベリーのシャーベットだった。スープとシャーベットにはスウェーデン産の食材が使われていた。

 
 シャンパーニュは、2024年がラルマンディエ・ベルニエの「Longitude Premier Cru Blanc de Blancs Extra Brut」、2023年はマルゲの「Shaman Rosé Grand Cru Extra Brut」だった。かつては生産量の多いメゾン物が主流だったが、近年はグローワーにシフトしている。

 

ビオディナミ認証を受けているエリック・ロデズ
ポルチーニのスープ (C)The Nobel Foundation 2025
ホタテとコンブを詰めたヒラメ (C)The Nobel Foundation 2025
スウェーデン産ブラックソーンベリーのシャーベット (C)The Nobel Foundation 2025

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