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ボジョレー・ヌーヴォー解禁、サントリーはバッグ・イン・ボックスで受注増

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 2016年のボジョレー・ヌーヴォーが17日午前0時に解禁された。サントリーが輸入を始めて20周年の記念の年を迎えたジョルジュ・デュブッフが、今年も来日して、カウントダウン・イベントを行った。
 2016年のボジョレーは、5月のヒョウで生産量が減り、6、7月の雨により病害が広がるなど、厳しい天候となったが、8月末から9月の晴天に恵まれたという。ボジョレーの帝王ジョルジュ・デュブッフは孫のアドリアン・デュブッフ・ラコンブと共に来日、お笑いタレントの横澤夏子も加わって、デジタル時計が17日午前0時になるのに合わせてカウントダウンを行った。かつては、デュブッフがワインオープナーでコルク栓を抜いていたため、タイミングがずれることもあったが、3年前からはスクリューキャップになり、タイミングは正確になった。その分、ワクワク感はやや薄れた。
 83歳のデュブッフは「美しい色、カシスやフランボワーズの香りが広がり、フレッシュでフルーティ。豊かさがあるので、冷蔵庫に入れず、15度から18度で楽しんでほしい」と話していた。
 2016年の日本のボジョレー・ヌーヴォー輸入量予想は前年より4%少ない51万ケースと見込まれているが、サントリーワインインターナショナルは2014年から増加傾向にある。2016年は9%増の8万5000ケースを受注した。同社は好調の要因の一つとして、2015年から始めた業務販売店向けのバッグ・イン・ボックスを挙げている。
 日本向けに開発したもので、3リットル入りの参考価格は9250円。「ヌーヴォーは、ワインバーやレストランだけでなく、居酒屋や和食屋でも飲まれるようになっている。バッグ・イン・ボックスは扱いも楽で、酸化しにくく、グラスでのサービスに向いている」という。3年前から導入したスクリューキャップは、家庭向けで人気が高いという。
00:00めがけてカウントダウン
業務販売店に好調なバッグ・イン・ボックス

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