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モエ・エ・シャンドンがF1表彰台に復帰

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 モエ・エ・シャンドンのシャンパーニュがF1サーキットの表彰台に戻って来る。LVMHが昨年10月、F1とグローバル・パートナーシップを締結した。契約期間はF1が75周年を迎える2025年から10年間。モエ・エ・シャンドンがフェッラーリ・トレントに代わって、シャンパーニュ・ファイトに使われる。


 今回の契約で、LVMHの「ルイ・ヴィトン」「モエ・ヘネシー」「タグ・ホイヤー」など、グループのメゾンがパートナーシップに参加する。タグ・ホイヤーが2013年からF1の公式タイムキーパーを務めてきたロレックスの後任となる。また、ルイ・ヴィトンは開幕戦オーストラリア・グランプリのタイトル・パートナーとなる。


 モータースポーツとシャンパーニュの関係は深い。


 モエ・エ・シャンドンとF1の関係は初シーズンの1950年に始まった。熱狂的なレースファンのポール・シャンドン・モエといとこのフレデリック・シャンドン・ド・ブリアイユ伯爵は、ランスで開かれたフランス・グランプリで優勝したファン・マヌエル・ファンジオを、シャトー・ド・サランに招待して祝杯をあげた。


 シャンパーニュ・ファイトの起源は、1967年のル・マン24時間レースにさかのぼる。優勝した米国人レーサーのダン・ガーニーが喜びを爆発させて、カメラマンやチーム・オーナーたちにジェロボアムを振り掛けた。


 F1はNetflixのオリジナル番組『Formula 1: 栄光のグランプリ』(Formula 1: Drive to Survive)で、米国に新たなファンを獲得するなど、人気が広がっている。

アイルトン・セナら多くのレーサーがモエ・エ・シャンドンを振りまいた (C)F1

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