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第164回のオスピス・ド・ボーヌのオークションは落札手数料を除いて1440万4200ユーロの売り上げを記録した。11月19日にオークションを共催したサザビーズによると、これは昨年の2327万9800 ユーロより900万ユーロ近く低い数字となる。
2022年に記録された2978万8500ユーロからは程遠いものの、1樽あたりの平均落札価格は3万1540ユーロで、昨年の平均3万839ユーロからわずかに上昇した。ただ、1樽あたりの平均落札価格は2022年の記録的な3万5974ユーロより低い。
オークションにかけられた樽数は438樽と3つのハーフバレル。最低記録の2021年の356樽と5つのハーフバレルは上回っている。2023年の豊作に比べて2024年の収穫量が少ないことを反映している
サザビーズによると、1樽あたりの平均価格が高くなったのは、32か国から過去最高の354件の入札があったため。これは昨年の292件の入札数を大幅に上回る。入札者の約40%はアメリカ人、30%はアジア (中国、香港、日本、韓国、シンガポール、台湾、マレーシアを含む)、残りは主にヨーロッパからの入札だった。
オークションでは、3年間の転換期間を経て2024年にオーガニック認証を受けたオスピスの60haのブドウ園から、ヴィラージュ、プルミエクリュ、グランクリュを含む51キュヴェが出品された。
白ワインはバタール・モンラッシェが35万5000ユーロという新記録を出した。特別なチャリティー樽であるピエス・デ・プレジデント(ボーヌのプルミエ・クリュ、レ・ブレッサンド)が記録的な36万ユーロで落札された。
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