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ローヌのミシェル・シャプティエは、2024年から錫製のキャップシールを廃止して紙片に置き換える。重量やリサイクルの点で環境に与える影響を考慮した。
Vitisphereによると、錫、ポリラミネート、ポリ塩化ビニルのキャップシールとネックスリーブのないボトルを2024年に発売する。未開封であることを保証する紙のステッカーをボトルの蓋と口に貼り付ける。
シャプティエは「抽出、輸送、重量、リサイクルの観点から、アルミニウムは二酸化炭素排出量に壊滅的な影響を与える」としている。
パンデミックとロシアのウクライナ侵攻の影響で、キャップシールやコルクなどのドライ資材は値上がりして品不足が起きている。シャプティエはこれらの点について、メーカーを批判している。
シャンパーニュのグローワー「ド・スルーヴェール・ピエンヌ」(De Sloovere-Pienne)も、ボトルからコルクにかぶせているアルミ製のフォイルを取り除く。サステイナビリティの観点から言えば、パッケージングの簡素化も今後の課題となりうる。
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