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ボーヌで19日に開かれた163回目となるオスピス・ド・ボーヌの2023年オークションは、総額2327万9800ユーロ(手数料除く)で、昨年の2978万8500ユーロに次ぐ史上2番目に高い落札額を記録した。
1樽あたりの平均価格は3万839ユーロで、2022年の3万5974ユーロを下回った。ブルゴーニュの価格がこれ以上、上昇するのを好まないシグナルという見方もある。赤ワインは574ロットと白ワインは179ロットで計753樽。昨年の802樽を下回った。
今年のピエス・デ・プレジデントのマジ・シャンベルタンのチャリティ樽は35万ユーロで落札された。この樽は、2019年に火災で被害を受けたパリのノートルダム大聖堂の尖塔を修復するための木材としても使われた樹齢200年の樫の木から造られた。
売却による収益は2つの医療・健康団体に寄付される。
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