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NZホークスベイ、世界で12番目の「偉大なワインの首都」に選出

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 ニュージーランド北島のホークスベイが、世界で12番目の「偉大なワインの首都」(Great Wine Capital)に選ばれた。


 グレート・ワイン・キャピタルズ・グローバル・ネットワークは、ワイン産業と観光の振興を目的に、1999年に設立された。ワイン産業の歴史、ワイン観光、教育などを考慮して、偉大なワインの首都を選んできた。選ばれることが品質の証しとなり、国際的な認知を高める。これまでに、ボルドー、サンフランシスコ、ケープタウンなどが選ばれている。


 ホークスベイはニュージーランドで1850年代に始まった最古のワイン造りの歴史を持ち、生産量では2番目。200を超す畑に、125の生産者がいる。多彩な品種が栽培され、メルロー、カベルネ・フラン、シラーなどの赤ワインの評価が高く、シャルドネも優れている。ラ・プラス・ド・ボルドーでも販売しているクラギー・レンジなど、世界的に評価されるワイナリーもある。


 北島の東海岸に位置し、ヘイスティングスとネイピアという2つの都市を抱える。今年はサイクロンに伴う大洪水に見舞われ、ブドウ畑やワイナリーを含むインフラ、住宅、企業が大きな被害を受けた。知名度の高いマールボロとセントラル・オタゴを差し置いての受賞は、産地に希望と復興のきっかけをもたらした。


残る11の首都は以下の通り。

アデレード(南オーストラリア)

ビルバオ(スペイン・リオハ)

ボルドー(フランス)

ケープタウン(南アフリカ)

マインツ(ドイツ・ラインヘッセン)

メンドーサ(アルゼンチン)

ポルト(ポルトガル)

サンフランシスコ / ナパ・ヴァレー(米国)

バルパライソ(チリ・カサブランカ)

ヴェローナ(イタリア)

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