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ドメーヌ・ド・ラ・タイユ・オー・ルーのジャッキー・ブロが死去

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 ロワール・トゥーレーヌのドメーヌ・ド・ラ・タイユ・オー・ルー(Domaine de la Taille Aux Loups)の当主ジャッキー・ブロ(Jackey Blot)が15日、がんのため亡くなった。75歳だった。


 ブロはブローカーをしていたが、トゥーレーヌに定住。1988年にモンルイ・シュル・ロワール(Montlouis-sur-Loire)に設立されたドメーヌ・ド・ラ・タイユ・オー・ルーを購入した。2002年にブルグイユのドメーヌ・ド・ラ・ビュットも買収した。モンルイ・シュル・ロワールとヴーヴレイの畑で、シュナン・ブランとカベルネ・フランをビオロジックで栽培し、手摘みで収穫した。


 野生酵母で発酵させ、バトナージュも補糖も補酸もせず、樽発酵・熟成した。低収量で造るノンマロのドライな白が高く評価された。ノンドゼの高品質なトリプルゼロのクレマン・ド・ロワールも人気が高かった。「モンルイの時計職人」と呼ばれた精度の高さを誇った。ブルゴーニュのコシュ・デュリやルーロのワイン造りを手本としていた。


 ヴーヴレイの陰に隠れていたモンルイのアペラシオンを復活させ、シュナン・ブランの価値を高めた。ル・ギド・メイユール・ヴァン・ド・フランスの2つ星。3つ星のフランソワ・シデーヌと並んで、トゥーレーヌを代表する存在だった。若手の醸造家に道を開いた。


 息子のジャン・フィリップが後継となり、ジャッキーと妻はトゥールにレストランをオープンしていた。


 

ジャッキー(右)と息子のジャン・フィリップ

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