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シャンパーニュのパイパー・エドシック、シャルル・エドシック、レア・シャンパーニュの3メゾンが、社会的・環境的影響を評価するBコープ認証を地方の生産者で初めて取得した。
Bコープ認証は2006年に設立された非営利団体「B Lab」が、企業統治、従業員、コミュニティ、環境に関する200以上の質問を通して、ブランドの社会的・環境的影響を評価する。家族経営のEPIグループ傘下のメゾンは91.9点を獲得し、B Corp認証を取得した。
3メゾンとEPIのワイン部門のダミアン・ラフォリCEOは「シャンパーニュ地方の生産者として初めてBコーポレーションの認定を取得し、包括的で公平かつ再生可能な経済システムを目指すというB Labのビジョンに完全に関与しているのを光栄に思う」とコメントした。
3メゾンは2015年のパリ協定に沿った二酸化炭素排出量の大幅削減、生産活動における化石燃料の使用廃止、100%再生可能電力の使用などの省エネ対策を実施してきた。
除草剤、殺虫剤、CMR(発がん性、遺伝毒性、生殖毒性)製品、自社畑の腐敗を処理するための化学薬品を使用せず、栽培農家が2025年までにサステイナブル認証VDC(Viticulture Durable en Champagne=シャンパーニュ持続可能農法)へ転換するのを支援している。
また、全従業員に対して持続可能な開発目標を導入し、男女平等、多様な背景を持つ若手従業員の雇用に取り組んでいる。
チリのコンチャ・イ・トロ、ポルトガルのシミントン・ファミリー・エステートなど世界中の5000以上の企業がBコープ認証を取得している
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