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スペイン・カタルーニャの生産者グループ「レセルバ・デ・ラ・ティエラ」(Reserva de la Tierra)が、安価なテーブルワインをDOワインとして販売していた不正で、6人の従業員が裁判所に召喚されている。
デカンターや地元紙によると、この6人は安価なワインにプリオラート、テラ・アルタ、タラゴナ、カタルーニャ、モンサンDOのラベルを貼って、2019年から2021年に1400万ユーロ以上を稼いだとされている。3年間で4000万本以上を販売したと見られる。
捜査の対象となった不正ワインは、グループが生産・販売するワインの約50%に相当する。偽装表示ワインはリドルやアルディなどのスーパーマーケットで販売されていた。
ワインは輸出もされている。日本向けのワインに許されない添加物が含まれていることがわかった時は、製造工程を変更するのではなく、原材料のリストから添加物を取り除くことを提案したという。
ワインの不正は高級ワインだけでなく、デイリーワインにも広がっている。
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