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オークションハウスのTop Lotが18日に開いたワインオークションで、1億6675万円(手数料含まず)の国内で史上最高の落札額を達成した。3月のオークションの1億2564万円を30%以上、上回った。アンリ・ジャイエ、ドメヌ・ルロワ、ロマネ・コンティなど、トップドメーヌの高額落札が相次いだ。
高額で落札されたロットは、アンリ・ジャイエのヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ・クロ・パラントゥ 1987マグナムの460万円、ドメーヌ ルロワのミュジニー1988の290万円、ドメーヌ・ドーヴネのシュヴァリエ・モンラッシェ1994の250万円、ロマネ・コンティ2000の340万円など。
シュヴァリエ・モンラッシェ1994は落札予想価格(120-200万円)を大きく上回り、ロマネ・コンティ2000も予想価格(150-300万円)を上回った。ルーミエ、ルソー、コシュ・デュリなども好調だったという。680ロットが出品され、落札率は95.88%
アドバイザーの堀賢一さんは「プロヴェナンス(来歴)の確かなロットが高額で落札された。出品者も参加者もすそ野が広がっている。円安で安く手に入るため、アジアを中心にする海外のバイヤーからのオンライン入札も増えている」と語った。
IT業界のワイン愛好家や転売目的のプロたちが、値上がり著しいブルゴーニュワインに注目していると見られる。日本のワインオークションの落札価格は、海外市場に比べると安い。これまでは言葉の壁があったが、オンライン入札も盛んになってきた。投資に有用な高級ワインオークション市場はさらに発展する可能性がある。
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