「国際ガストロノミー＆ワイン都市」、5月にディジョンにオープン

　ユネスコの世界遺産に登録される「伝統的なフランス料理」と「ブルゴーニュのクリマ」にフォーカスした施設「国際ガストロノミー＆ワイン都市（Cite Internationale de la Gastronomie et du Vin de Dijon)」（CIGV） が5月6日、ディジョンのオールドタウンにオープンする。

　CIGVはユネスコが認定したフランスの美食とブルゴーニュのワインの価値を伝える狙い。総面積6.5haに研修施設、料理教室、ブルゴーニュワイン委員会のワインスクール、フードショップ、映画館、3つ星レストラン「ラムロワーズ」の経営するレストランなどを展開する。

　文化センターの常設展示エリアでは、料理とワインのペアリング、料理のヴォキヤブラリー、製品の試食などがテーマとなっている。インタラクティブな展示で、ブドウ畑のクリマの歴史を探るコーナーもある。

　ワインスクールでは、初心者向けの試飲ワークショップを開き、ワイン1000本と参考文献を備えている。毎日、250種のワインが試飲できる。

　13ユーロのチケットで、見学とワイン2杯の試飲ができる。