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シャトー・ヌフ・デュ・パプのドメーヌ・レ・カイユ(Domaine Les Cailloux)の醸造責任者アンドレ・ブルネルが7日、亡くなった。76歳だった。
レ・カイユは1750年にさかのぼる歴史を有するブドウ栽培の家族。ルシアン・ブルネルが1954年、シャトー・ヌフ・デュ・パプを特色づける大きな丸い石(galet roules)にちなんでレ・カイユと名付けたドメーヌを設立。息子のアンドレが1971年に参画した。
フィロキセラ後の1889年に植えた主にグルナッシュの古木から仕込むキュヴェ・サントネールを1989年に始めた。1990年はパーカーポイント100点を獲得した。20haからシャトー・ヌフ・デュ・パプ、40haからコート・デュ・ローヌ、30haからIGPヴォークリューズ・ヴァン・ド・ペイを生産している。
サステイナブルな農法で畑を掘り返し、畝間にカバークロップを生やした。グルナッシュ主体で伝統的なシャトー・ヌフ・デュ・パプを生産した。シャトーヌフ・デュ・パプのワイン生産者組合の会長を務めた。2012年に息子のファブリスが加わり、2世代でワイン造りをしていた。
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