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フランスのワイン生産用認可ブドウ品種に、チャレッロなど8品種が新たに加わった。
8品種で最もよく知られているのは、カバの主要品種の1つチャレッロ。カタルーニャで広く栽培され、「Xarel-lo」と表記される。フランス語の公式テキストでは「Xarello」。果皮が厚く、フェノールがしっかりしていて、酸が強め。カバだけでなく、単一で白ワインとしても仕込まれる。
5品種はコルシカ島のブドウ。白はアジャクシオ地方の「Brustianu」、島南部の「Rossula bianca」、島北部のバラニュ地方カルヴィ付近原産の「Cualtacciu」、「Uva Biancona」。赤が島唯一の赤ワイン用品種「Vintaghju」。
また、フランス原産の公認品種として、南仏アヴェロン県産とされる白ブドウの「Felen」も加わった。
既に採用されている「Fleurtai」は、イタリアでフリウラーノとKozma 20-3の交配によって生まれた。IGPコート・カタラーヌで許可されているSoreli (Blanc)と同じ親を持つ。
どのIGPやアペラシオンが、これら最新品種を採用するかはまだ不明だが、多くの場合、乾燥耐性と耐病性が採用の決め手になっているようだという。
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