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2021年のMWに3人が加わる、31か国で計419人に

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 2021年の新しいマスター・オブ・ワイン3人が27日、マスター・オブ・ワイン協会から発表された。Claire Blackler、 Michael Henley、Siobhan Turnerの3人は、2月に発表された10人に加わり、2021ヴィンテージに生まれたMWは13人となった。


 ワイン業界の最難関資格の持ち主はこれで、居住しているか働いている31か国から419人となった。男性は268人、女性は151人。1953年の最初の試験から496人がMWの資格を得た。


 世界中でMWが活躍している上位の国は、オーストラリア(28人)、カナダ(10人)、フランス(18人)、ドイツ(10人)、ニュージーランド(16人)、英国(209人)、米国(57人)となっている。


 MWの試験は、ステージ2の理論、実技に合格した後、ステージ3のリサーチ・ペーパー(RP)に取り組む。RPは科学、芸術、人文、社会科学のあらゆる領域からワインに関連するトピックの深い研究が求められる。


新MWの顔ぶれとベース国、RPは以下の通り。


クレア・ブラックラー(Claire Blackler)MW(英国)


ワインとスピリッツの教育者で、「Case Studies Wine School」を運営。大学で応用化学の学士号と分析化学の修士号を取得した後、製薬会社で10年のキャリアを積んだ後、ワイン業界に転身した。教育者として、コミュニケーターとして、ワインやスピリッツを飲むことの楽しさを発見し、向上させるために、人々を支援し、刺激することを目指している。

RP:The application of video to consumer wine tastings-an investigation into consumer experiences and outcomes.


マイケル・ヘンリー(Michael Henley)MW(ニュージーランド)


大学の生活費を稼ぐために地元のボトルショップで働いていた。動物学の理学士号を取得し、WSETとブドウ栽培・醸造学のディプロマも取得。新世界を旅して回った後、Christie's Auction Houseで働くようになった。ニュージーランドのクラギー・レンジ、トリニティ・ヒルなどでチーフ・エグゼクティブを務めた。

RP: The impact of future climate changes on the production of Sauvignon Blanc wines in Marlborough, New Zealand.


シオバン・ターナー(Siobhan Turner)MW(英国)

 

フリーランスのワインコンサルタント。戦略的コミュニケーション、セラー管理、ワイン認証を中心に活動し、Chai Consultingと密接に連携している。マスター・オブ・ワイン協会のエグゼクティブ・ディレクターを9年間務めた。カナダ・ウィニペグ出身。オカナガン・ヴァレーから世界クラスの赤ワインを生産する可能性に情熱を注いでいる。

RPr: Okanagan: a potential signature red variety?
 

左から、Claire Blackler、Michael Henley、Siobhan TurnerMW

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