ワイン・スペクテーター選ぶレストラン・アワード2020、日本から19軒が受賞

　米国のワイン・スペクテーター誌が、世界のレストランの優れたワインリストをたたえるレストラン・アワーズ2020を発表し、日本からは19軒が受賞した。

　ワインリストのアペラシオンやヴィンテージなど情報の正確性、全体のプレゼンテーション、料理に合うセレクションなどが、審査の対象となる。米国50州と80か国から、アワード・オブ・エクセレンス、ベスト・オブ・アワード・オブ・エクセレンス、グランド・アワード合わせて約3800軒が選ばれた。

　アワード・オブ・エクセレンスに2289軒、ベスト・オブ・アワード・オブ・エクセレンスに1387軒、最上級のグランド・アワードは新型コロナウイルスの影響で新たな店はなく100軒が選ばれた。

　日本からは19軒が選ばれた。ベスト・オブ・アワード・オブ・エクセレンスが13軒、アワード・オブ・エクセレンスが6軒だった。ANAインターコンチネンタル東京の中華「花梨」と「ステーキハウス」がベスト・オブ・アワード・オブ・エクセレンスに初めて選ばれた。東京パレスホテルの「グランド・キッチン」が、アワード・オブ・エクセレンスからベスト・オブ・アワード・オブ・エクセレンスに昇格した。

◆ベスト・オブ・アワード・オブ・エクセレンス

フレンチ「ブリーズ・オブ・トウキョウ」（東京・丸ビル）2019年から

ワインバー「シノワ」（東京・渋谷）2005年から

フレンチ「コラージュ」（コンラッド東京）2014年から

イタリアン「エノテカ・ピンキオーリ　名古屋」（名古屋ミッドランド・スクエア）2008年から

アメリカン/ヨーロピアン「グランド・キッチン」（東京パレスホテル）昇格　2018年からアワード・オブ・エクセレンス

中華「花梨」（ANAインターコンチネンタル東京）初

フレンチ「ラ・ベ」（リッツ・カールトン大阪）2004年から

ステーキ「ピーター」（ペニンシュラ東京）2017年から

ステーキ「オークドア」（グランド・ハイアット東京）2019年から

ステーキ「ステーキハウス」（ANAインターコンチネンタル東京）初

フレンチ「トゥール・ダルジャン」（ホテルニューオータニ）2009年から

日本料理「雲海」（ANAインターコンチネンタルホテル東京）2019年から

フレンチ「ワッシーズ・ダイニング・スープル」（大阪）2016年から

◆アワード・オブ・エクセレンス

広東料理「ヘイフンテラス」（ペニンシュラ東京）2018年から

串揚げ＆ワイン「シュン」（スイスホテル南海大阪）2018年から

ステーキ「ウルフギャング・ステーキハウス 丸の内店」2019年から

ステーキ「ウルフギャング・ステーキハウス 六本木店」2019年から

ステーキ「ウルフギャング・ステーキハウス 大阪店」2019年から

ステーキ「ウルフギャング・ステーキハウス 福岡店」2019年から