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4月19日からイタリア・ヴェローナで予定されていたヨーロッパ最大級のワイン・スピリッツ見本市「ヴィニタリー2020」は、6月に延期される。アジア、ヨーロッパの主要なワイン見本市は、これでほとんんどが延期となった。
イタリアの新型コロナウイルスの感染者は、3日夜現在で2050人を超えて、ヨーロッパで最大となっている。死者は79人にのぼり、すべてが63歳から95歳。ミラノのある北部のロンバルディア州の感染者が多く、全国に広がっている。イタリア保健省は、11の自治体をレッドゾーン（警戒区域）に指定して検疫し、市民の移動を禁止している。
ヴィニタリー2020は4月19-22日の日程で、4000社以上の出展と140か国から13万人の来場者を見込んでいたが、こうした状況を受けて、6月14-17日に延期された。
中止・延期となった主要なワイン・スピリッツの国際見本市は以下の通り。
▼「ロウ・ワイン」（ロンドン）
予定日：3月8-9日
延期日：未定
▼「グラン・ジュール・ド・ブルゴーニュ」（ブルゴーニュ）
予定日：3月9-13日 中止
延期日：2021年3月15-19日
▼「プロヴァイン 2020」（デュッセルドルフ）
予定日：3月15-17日 中止
延期日：2021年3月21-23日
▼「チャイナ・フード・アンド・ドリンクス・フェア 2020」（成都）
予定日：3月26-28日
延期日：未定
▼「ボルドー・プリムール2019」
予定日：3月30-4月2日
延期日：未定
▼「プロヴァイン・アジア2020」（シンガポール）
予定日：3月31-4月3日
延期日：7月13-16日
▼「ヴィニタリー 2020」
予定日：4月19-22日
延期日：6月14-17日
▼「ヴィネクスポ香港」
予定日：5月26-28日
延期日：7月8-10日
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