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ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関「Wine and Spirits Education Trust」(WSET)は21日、ロンドンで卒業のセレモニーを開いた。2018/2019年期は18か国の30コースから、前年より25%多い記録的な665人のWSET Diplomaが誕生した。日本の認定校「キャプラン」からは10人が合格した。
WSETのディプロマは4段階ある認定資格の最上位で、ワインとスピリッツに関する栽培、醸造、マーケティングなどの専門知識、評価能力が求められる。ワイン業界の最難関資格マスター・オブ・ワインの受験に求められる要件ともなっている。世界に約1万人を超す有資格者がいる。「DipWSET」の称号を名のれる。
式典には、ロンドンのギルドホールに600人以上の関係者が集まり、WSET名誉会長のスティーヴン・スパリュアらが出席し、チーフ・エクゼクティヴのイアン・ハリスが司会を務めた。ハリスによると、過去50年以上にわたり、100万人以上の生徒が70か国でWSETのコースを受講した。800以上の公認プログラムのスクールがある。
日本の認定校「キャプラン」は2000年からコースを始めて、20年間で59人の合格者を輩出した。この合格者には日本で受講して海外で最終合格した生徒や、海外で受講して日本で合格した生徒も含まれる。
WSETがウェブサイトで発表したキャプラン(東京・青山)の今期の合格者は以下の通り。10人のうち2人は、キャプランへ連絡があり公表を希望しないため非掲載。
Caplan Corporation Tokyo, Japan
Kai-Yuan Cheng
Atsuhide Hoshiyama 星山厚豪
Yutaka Kimura 木村豊
Akiko Kinoshita 木下明子
Ping Chang Ko
Mamiko Tano 田野麻美子
Toshiyasu Terao 寺尾敏康
Takashi Watanabe 渡邊高志
日本で学習し、WSETロンドン校で合格したのは以下の通り。
WSET School London
Chiho Kikuchi 菊地千穂
Takanori Sazaki 佐崎孝教
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