南アフリカワイン・ソムリエカップ、井黒卓さんが決勝進出

　南アフリカワイン協会が9月にケープタウンで開く「南アフリカワイン・ソムリエカップ」の11人のファイナリストに、日本から井黒卓さんが選ばれた。

　このコンペティションは2010年、サッカーW杯の関連イベントとして開かれて成功し、3年おきに開かれている。世界のソムリエを対象に、教育、南アワインの啓発などを目的にしており、4回目。各地のセミファイナルを勝ち抜いた11人の選手が、南アフリカのワインや産業の知識、テイスティングなどで競う。3人が9月21日にケープタウンのホテルで開かれる決勝に進出する。

ファイナリストは以下の通り。

Martien Marcelissen オランダ
Maja Hempel スウェーデン
Samuel Ndichu ケニヤ
Takura Makadzange ジンバブエ
Adam Knoerzer 米国
Richelle van Gemert 英国
Andrew Forsyth カナダ
井黒卓 日本
Derek Li Greater 中国
Chek Wong シンガポール
Maximilian Wilm ドイツ

　ファイナリストは、19日から26日の間に南アフリカに招待され、産地訪問やマスタークラスに出席して、決勝に臨む。決勝の審査員は前回の2016年ソムリエカップで優勝し、3月の世界最優秀ソムリエコンクールで優勝したドイツのマルク・アルメルト（Marc Almert）、英国のロナン・セイバンMS、南アフリカソムリエ協会の関係者らが務める。