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2019年のフランスのワイン生産量は、6月に襲った熱波のため前年の6-13%減になるとの予測を農業省が発表した。
7月12日時点で、4280万-4640万ヘクトリットルと予測されている。コート・デュ・ローヌ地方のガール県、ラングドック・ルーション地方のエロー県では、6月後半の気温が過去最高の45度以上に達し、ブドウが焼けて、葉が枯れた畑もある。
コート・デュ・ローヌはAOCワインもIGPワインもフランスで2位の産地で、ラングドック・ルーションのIGPワインはフランスの全IGPの80%に相当する。
また、ボルドーでは5月が冷え込んで、湿気が多く、開花に影響が出た。ボルドーとブルゴーニュは霜と雹の被害もあった。シャンパーニュに大きな被害はないが、2018年よりは生産量が下回る見通し。
2017年は4月の春霜で、各地の生産量が大幅に落ち込み、2018年はやや持ち直した。
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