ミラヴァルが新たなロゼ「ステュディオ・バイ・ミラヴァル」を発売

　プロヴァンス・ロゼの人気をけん引するミラヴァルが新たなロゼ「ステュディオ・バイ・ミラヴァル」を発売する。オーナーのブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは離婚に向けた協議を続けているが、新商品は子供のためにワイナリー投資を続けることを示している。

　2人は2012年にワイナリーを購入し、ローヌの名門ペラン家とのジョイント・ヴェンチャーでワイン生産を続けてきた。ワイン・スペクテイターの2013年のトップ100に選ばれて一気に人気を集めた。

　ステュディオ・バイ・ミラヴァルは、グルナッシュ、ロール、サンソー、ティブルンのブレンド。かつてのオーナーだった作曲家ジャック・ルーシェが録音スタジオを建設し、ピンク・フロイドやシャーデーが「ザ・ウォール」や「スウィーテスト・タブー」をレコーディングしたことにちなんで名前をつけた。アペラシオンはIGP Mediterranee。希望小売価格は2500円。輸入元はジェロボーム。日本での発売は6月22日。

　カップルは2014年に結婚したが、ジョリーが16年に離婚を申請して協議を続けている。養子と実子合わせて6人の子どもがいるが、子供たちのための財産として投資を続けている。ピットはワイン造りに情熱を注いでおり、2018年9月の収穫にも参加した。昨年はオリーブオイルも生産した。