ソムリエの岩田渉氏、サントリーワイン・ブランドアンバサダーに就任

　サントリーワインインターナショナルは19日、世界最優秀ソムリエコンクールで11位の成績を収めた岩田渉氏を4月からサントリーワイン・ブランドアンバサダーに起用することを発表した。

　セミナーなどを通じて、国産ブドウ100％ワインで造る日本ワインを中心に飲料のプロモーションを行い、幅広い層にワインの魅力や楽しみ方をアピールする。サントリーが取り扱うワイン全般のアンバサダーにソムリエを起用するのは初めて。

　サントリーは日本ワインの世界への発信を進めている。その挑戦的な姿勢が、世界舞台に挑む岩田氏の姿勢と重なるものがある。

　岩田氏は1989年愛知県生まれ。同志社大に在学中に、留学先のニュージーランドでワインに魅了され、卒業後にソムリエ資格を取得した。京都のワインバー「Cave de K」で働き、2017年の全日本最優秀ソムリエコンクール、18年のアジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールで優勝した。先週、ベルギーで行われた第16回世界最優秀ソムリエコンクールでは準決勝に残り、11位だった。