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スペイン・バレンシアの1つ星レストラン「リフ」で、46歳の女性が死亡し、28人の客が体調不良を訴える事故があった。保健当局は食中毒の疑いで調査している。
現地報道によると、亡くなった女性は16日にリフで食事した後、嘔吐や下痢の症状を示し、17日未明に自宅で亡くなった。夫と子どもも同様の症状を示した。保健当局は、13日から16日の間に食事した75人の客を調査し、28人が食中毒の症状を示している。18日に調査に入ったが、原因はわかっていない。テイスティングメニューの素材を国立毒物研究所で分析している。
リフは2001年に開店し、2009年に1つ星を得た。テイスティングメニューは135ユーロ。タパス、料理、デザートが含まれ、キャビア、トリュフ、ロブスターなどを使っている。生食すると中毒になるアミガサタケが疑わしいという報道もある。
レストランのオーナー兼シェフのドイツ人ベルン・クノーラーは「正確な原因がわかるまでは店を閉める」と発表した。
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