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フランス人のスパークリング消費量は年間5・5本

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 フランスは世界一のスパークリングワイン生産国で、1人当たりの消費量も年間5・5本と世界一であることがわかった。

 フランス食品振興会が、フランス農水省の政策実施機関「フランスアグリメール」の調査結果を発表した。2011年の世界のスパークリングワイン生産量は1870万ヘクトリットルで、約25億本相当。ワイン全生産量の約7%にすぎないが、2006~2010年までの5か年平均より約8%増加した。この10年で、スパークリングワインの世界での生産量は大きく拡大している。

 フランスの11年のスパークリングワイン生産量は約5億5000万本。世界1位のスパークリングワイン生産国で、全世界の22%を占めた。2位はイタリア、3位はスペイン。スペインは、この10年間で生産量が倍増し、3位だったドイツを抜いた。この4か国で、全世界の生産量の65%を占める。

 消費量1位はドイツで、3億9000万本。フランスは3億6000万本で続き、ロシア、米国、イタリア、英国の順。しかし、国民1人当たりの消費量は、フランスが年間5・5本でトップ。以下、ドイツ、ベルギー、スペイン、イタリアと続く。

 輸出市場では、数量でイタリアが1位だが、金額ではフランスが全世界の60%を占める。イタリアのプロセッコやスペインのカバの増加が、シェアに変動をもたらしているが、シャンパーニュがフランスのスパークリングワインの輸出量の64%、金額の92%を占める花形商品であることに変わりはない。

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