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MW入り乱れ最高の盛り上がり、3回目の「Field Blend」

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 3回目となる「Field Blend」が6日、ニュージーランドのセントラル・オタゴをけん引するプロフェッツ・ロックのワインメーカー、ポール・プジョルを迎えて、モダンベトナム料理「An Di」で開かれました。
 ワインレポート・チームが1月末に現地を訪問し、ポールと意気投合してその場で開催が決まった今回のイベント。息子ベンジーと親子で来日し、長野県でスキーを楽しんだ後だけに、ポールはエネルギーがフルチャージ状態。タブレットPC片手に、熱気あふれる会場の愛好家たちに、畑や醸造の画像を見せて説明し、活発に意見交換していました。
 この夜、供された7本はワイナリーのフルラインアップ。
Dry Riesling 2015 4300円(参考小売価格)
Pinot Gris 2016 4200円(同)
Infusion 2017 4900円(同)
Rocky Point Pinot Noir 2016 4700円(同)
Home Vineyard Pinot Noir 2014 5900円(同)
Cuvee Aux Antipodes 2015 1万8000円(同)
Retrospect Pinot Noir 2012 1万7000円(同)

 プロフェッツ・ロック初体験の参加者も多く、白ワインとスパイス風味のある料理との相性を楽しみ、ピノ・ノワールの畑の違いによる味わいの違いを楽しんでいました。
 Field Blendは立場の異なる参加者が自由に意見交換する狙いで始まりましたが、今回はワインメーカーも参加。新潟ワインコーストで秀逸なアルバリーニョを造るフェルミエの本多孝さん、大塚ホールディングスが所有するカリフォルニアのリッジ・ヴィンヤーズのワイン造りに加わる大塚食品の醸造家、黒川信治さんも参加。本多さんはプロフェッツロックのワインのミネラル感を語り、黒川さんはカリフォルニアのワイン造りとの比較を説明する一幕もありました。
 宴たけなわの午後9時、来日中のアンドレアス・ウィックホフMWが飛び入りで乱入。オーストリアにベースを置くウィックホフMWは、ブリュンデルマイヤー醸造所の支配人を務めており、瓶内二次発酵方式のスパークリングワインをふるまいました。アンドレアスは大橋健一MWとの交流も深く、サプライズゲストに場内はますますヒートアップ。恒例のTシャツサイン大会も行われ、過去最高の盛り上がりで、イベントは4時間近く続きました。
 次回の構想も既にありますのでお楽しみに。
左から、本多孝さん、黒川信治さん、大越基裕さん、ベンジー、ポール・プジョル、大橋健一MW、アンドレアス・ウィッキホフMW、山本昭彦

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